人の場合では、成人の頭蓋骨は通常28個の骨から構成される。

下顎を除いて、頭蓋の骨格はすべて縫合によって連結されている。

8個の骨格が神経頭蓋すなわち脳と延髄を囲む骨の保護円蓋を形成する。

14個の骨格が内臓頭蓋を形成する。

中耳の6個の耳小骨は側頭骨の内側に包まれる。

咽頭を支持する舌骨は頭蓋骨の一部と通常みなさない。舌骨は他の骨と連結していないからである。

後頭骨（こうとうこつ）は頭蓋骨の後下部を構成する骨の一つであり、哺乳類における、脳頭蓋後部を形成する骨である。

形状は皿状台形で歪曲しており、大後頭孔と呼ばれる大きな楕円形の開口部が特徴に見られる。

発生学的には膜性骨とされる。

☞もっと詳しく

前頭骨（ぜんとうこつ）は哺乳類において、脳頭蓋前部を形成する骨である。

人の前頭骨は、頭蓋の前下部に位置する骨で、台形で曲がっている。

胎児期までは対性で小児期以降左右が癒合する。

☞もっと詳しく

側頭骨（そくとうこつ）は哺乳類において、脳頭蓋側部を形成する骨である。

人の側頭骨は、頭蓋の測下部に位置する骨で、台形で曲がっている。

後頭骨に近接する乳突縫合前方の結節は、前下方から後上方に向かってティップ・プロセス・ボディの3部位に区別される。

☞もっと詳しく

頭頂骨（とうちょうこつ）は哺乳類において、脳頭蓋頂部を形成する骨である。

人の頭頂骨は、頭蓋の頭頂部に位置する骨で、四角形で曲がっている。

☞もっと詳しく

蝶形骨（ちょうけいこつ）は頭部の骨の一つである

人の成人の蝶形骨は一つの体と３対の突起（大翼、小翼、翼状突起）よりなる。

骨の形が蝶の形に見えることから、1944年に日本解剖学会『解剖学用語』において新しくこの用語が選定された。

☞もっと詳しく

鼻骨（びこつ）は頭蓋骨にある皮骨性由来の骨である。

人の鼻骨は鼻腔を上前方から覆う骨で、左右に一対あり、眉間の直下に位置する。

上部は狭くて厚く、下部は広くて薄い。

他の骨同様に、鼻骨の長径や横径、湾曲にも個人差がある。

☞もっと詳しく

上顎骨（じょうがくこつ）は、顔面頭蓋を構成する皮骨性由来の骨である。

人の上顎骨は、前頭骨と癒合して顔面の中心において大部分をなし、左右対称に一対存在正中で縫合している骨である。

上顎骨は下顎骨を除いた顔面頭蓋骨の中で最も大きく、上顎骨の大部分を占める。

上顎骨を構成するものは上顎骨体（上顎体）とそれに付随する前頭突起、頬骨突起、口蓋突起、歯槽突起の4つの骨突起である。

☞もっと詳しく

下顎骨（かがくこつ）は上顎骨と対になっている骨であり、頭蓋の顔面骨の中で一番大きく、強い骨である。

水平のU字状に曲がっている下顎体と、その両端に垂直につく二つの下顎枝からなる。

☞もっと詳しく

お気軽にお電話ください！

 スマートフォンの方は

タップすると電話がかかります

☎043-485-7777

営業時間　AM9:00～PM9:00

定休日　月曜/祝日

JR佐倉駅　徒歩5分